前回の記事で、名刺をつくった話を書きました。
名刺の準備もできたので、次にホームページをつくることにしました。
WEB制作はほぼ初心者の私ですが、できるだけお金をかけずにホームページを制作、運営をしたいと考えました。
ホームページをつくる方法はこれだけある
開業当初の私は、かたくなにお金をかけたくない、という思いがあったので、まずは自作のホームページからスタートしました。
そのうち、ここはもう少しこうしたい、ということが出てくる度にリニューアルを行い、気づいたら4回も行っていました。
- はじめてのホームページ:Dream weaverを使って自分でつくる。更新も自分で。
- 1回目のリニューアル:プロのWEBデザイナーさんに頼む。更新はDream weaverを使って自分で行う。
- 2回目のリニューアル:ワードプレスでつくり、デザインは無料テンプレートを使う。更新は自分で。
- 3回目のリニューアル:デザインを変更したく、有料テンプレートを購入。
- 4回目のリニューアル:サイトの軽量化を目指し有料テンプレート『SWELL(スウェル)』を購入。
その他、採用はしませんでしたが、検討したのは
・プロにつくってもらったホームページの更新をプロに依頼する
・アメブロをホームページにする
ということもありました。
結論:ホームページ制作・運営 これがコスパ◎
いきなり結論ですが、
- ホームページの制作は「ワードプレス」で「有料テンプレート」を使い
- 更新などの運営は「自分で行う」
ことがいちばんだと思い、今にいたります。
実際このブログも、ワードプレスでつくり、デザインは有料テンプレート『SWELL(スウェル)』を使っています。
この選択にいたるまでには4回もリニューアルを経験しましたが、現在は特に不満もなく、順調に運営を続けています。
なぜワードプレスなのか?
ワードプレスのいいところは、「直観的に」「かんたんに」ホームページをつくることができる点かなと思います。
「ここに見出しを入れたいな」「ここに表を入れたいな」など、「こうしたい」ということが、自作でホームページをつくることに比べるとはるかにかんたんに実現できます。
ホームページは一度つくって終わりではありません。
更新、修正、追加などの作業を続けていくには、このような「作業性のよさ」は、私のようなIT素人にはマストかなと思いました。
そうでなければ、更新がおっくうになり、一度つくったらおしまいの化石のようなホームページになってしまうことでしょう。
なぜ有料テンプレートなのか?
ワードプレスには無料・有料と様々なテンプレートがあります。
私もはじめはお金をかけずに、という思いから無料のテンプレートを使っていました。
しかしながら、使っているうちに「こういうことができれば」「これに時間がかかるな」などなど、様々な問題が出てきます。
無料のテンプレートは、それなりのデザインで最低限の操作性となっている印象ですが、有料テンプレートはかゆいところに手が届き、作業時間を大幅に短縮でき、かんたんに見栄えが良くでき、なおかつSEO対策もしっかりほどこされているという、長く運営をしていくにあたってとても助かる色々な機能がついています。
有料とはいっても、プロのWEBデザイナーにホームページをつくってもらうよりも安価で購入できることがほとんどですし、私は購入した価値があったと思っています。
SWELLを選んだ理由
このブログでもつかっている有料テンプレート『SWELL(スウェル)』を選んだ理由は以下の通りです。
- 検索などで調べて評判がよかった
- 公式のマニュアルがしっかりとしていた
- SWELLの解説ブログもたくさん存在していたので、困ったときは助けになると思った
- デモサイトを見た限り、画像をある程度入れ込んでもページが重くなさそうだった
- 1回購入すれば、追加料金などかかることなく、複数のホームページにて使いまわせる点
- デザインは何通りかに変えられるため、複数のホームページに使いまわせそうだった
現在運営している複数のホームページで『SWELL(スウェル)』を利用していますが、それぞれのホームページで少しづつデザインを変えながらも、更新する際の作業性は変わらないので、とても快適に運営が出来ています。
検証①:自作でホームページをつくり、自分で更新する
これまで私がためしてきたホームページ作成と運営のメリットデメリットの検証をしてみたいと思います。
一番はじめに試したのは、自作のホームページです。
私はWEB関係の仕事をしていたわけではなくまったくのIT素人ですが、職業訓練校に通ってWEBデザインを学んだ時期がありました。
そこで学んだ知識を活かして、AdobeのDreamweaverというソフトを使い、ホームページをつくり、更新も自分でしていました。
メリット
- デザインの自由度が高い
デメリット
- 知識がないと難しい
- 製作するソフトにお金がかかる
検証②:プロにホームページ製作を依頼、自分で更新する
自分でなんとかつくったホームページですが、名刺交換をした相手やお客様などから時々「ホームページ見たよ」などと声をかけられるようになり、もう少しきれいなデザインにしたいと思ったのと、実績のページなどを修正する作業をできるだけかんたんにできるようにしたいなと思い、悩んだあげくWEBデザイナーさんにホームページのリニューアルをお願いしました。
更新についても、そのままプロの方に依頼するという方法もありましたが、節約のため自分で更新をすることにしました。
ですので、依頼時に「自分で更新作業をする」ことを伝えて、更新しやすいようにしてもらいました。
ちなみに当時はココナラやクラウドワークスなどのサービスはまだなかったため、仕事依頼の情報を載せる掲示板を利用して、応募してきた方の中から選んだ方にお願いすることにしました。
メリット
- デザインがきれい
- 希望を反映させてつくってもらえる
デメリット
- 大幅に変更や修正するのは難しい
- 自分で更新するためにはソフトがあったほうがよい
- WEBデザイナーさんに依頼するのに費用がかかる
検証③:ワードプレス + 無料テンプレート
プロの方にリニューアルしてもらったホームページは、デザインもプロらしくきれいで、なおかつこちらの希望も反映させた、さすがプロといった満足できる仕上がりでした。
更新もしやすいようにつくってもらったため、しばらくは自分で修正しながら運営していましたが、それからまた何年か経ったころ、ワードプレスでホームページを運営していくためリニューアルをしました。
ワードプレスを利用するとよりかんたんにホームページの運営ができるようになるからです。
メリット
- 知識がなくても比較的かんたんにページの作成ができる
- 軽微な修正や更新などもかんたん
- プラグインを追加すれば必要な機能を追加することができる
デメリット
- 無料のテンプレートでは、細かい部分でのカスタマイズができないことが多い
- SEO対策は自分で行う必要があることが多い
- かんたんとは言え、分からないことが出てきた場合は自分で対処する必要がある
検証④:ワードプレス + 有料テンプレート
ワードプレスをつかって、かんたんに更新ができるようになりましたが、無料テンプレートはデザインがシンプルで最低限のホームページという印象でしたので、デザイン性の高い有料テンプレートを購入することにしました。
無料のモノに比べると、有料テンプレートは機能も豊富でメリットも多いのですが、中でも特に助かると思ったのは、テンプレートの解説ブログです。
人気テンプレートになればなるほど、解説ブログも存在していますので、公式のマニュアルを見てもなお分からない場合、ブログを読んで自分で対処することができるようなこともありました。
メリット
- 無料のテンプレートに比べてデザイン性が高いものが多い
- 有料テンプレートは細かいカスタマイズができることがある
- SEO対策がほどこされていることが多い
- 人気のテンプレートは公式ページでのサポートはもちろんのこと、解説ブログも数多くつくられているため、困ったことが起きても自力で解決しやすい
デメリット
- テンプレートの購入に費用がかかる
その他ホームページ作成に必要なモノ
ホームページを自作、もしくはワードプレスで作成、どちらを選ぶにしても「サーバー」が必要となります。
私はレンタルサーバー「ロリポップ」を開業当初から現在まで変わらず使っています。
サーバーにロリポップを選んだ理由
ロリポップを選んだ理由ですが、「値段が安かった」からです。
ロリポップでいちばん安いプランでは、月99円となっていて、私はこのプランからスタートしました。
途中から運営するページが増えてきたこともあり、速度が速くなり容量も増えるハイスピードプランへアップグレードしましたが、それでも月550円とリーズナブルで、問題も特にありません。
「Wordpress簡単インストール」という機能があり、マニュアルもしっかりしているので、ワードプレスを検討している方におすすめです。
ホームページ作成にあるとよいモノ
独自ドメインは取得するべきか?
事業を行っていくのにあるとよいのは、ホームページの『独自ドメイン』です。
例えば下記のようなURLの〇〇〇〇の部分ですが、会社名や屋号などオリジナルのアドレスにしたい場合はドメイン取得が必要です。
http://〇〇〇〇.com
ドメインの取得と維持管理に費用がかかりますが、URLを覚えてもらいやすいことや、メールアドレスも合わせて取得できるので、ビジネスをやっていきたいのであれば、ドメインを取得するべきです。
お金を節約したかった開業当初でしたが、私は迷わずはじめからドメインを取得しました。
ドメインの最後の部分「.com」「.net」など、種類によって取得価格が異なりますが、比較的安く買えるものもあったり、時々キャンペーンなどで無料で取得出来たりなどもあるので、そこまで費用負担は大きくありません。
私はドメイン取得に「ムームードメイン」を利用しました。
利用しているサーバー「ロリポップ」と同じ系列の会社のようで、何かとスムースに運営できるので、現在でも便利に使っています。
ちなみに、ドメインはすでに使っている人がいる場合は当然取得できません。
調べるまでは無料でできるので、希望のモノが取得できるかまずは調査してみましょう。
ホームページにどんなことをかいたか?
ホームページは、24時間365日、自分のかわりに営業してくれる、いわば営業マンのような存在です。
自分のことを知ってもらうため、私は以下のようなページをつくりました。
- トップページ
- プロフィール
- 営業内容
- 実績
- 問い合わせフォーム
記載の内容は、営業をしながら少しづつ変えていくこともあると思います。
おわりに
ホームページの作成は、ビジネスを行っていく上で必須の存在です。
専門外の仕事をしていると、難しいことが多くとっつきにくい印象ですが、今は便利なサービスなども増えてきていますので、無理なく自分らしく運営していける方法を探してみてくださいね。
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